アルカリイオン水は水を電気分解して得られる弱アルカリ性溶液で、通常乳酸Ca溶液を使用するためCaイオンを含みカルシウムイオン水と呼ばれることもある。アルカリイオン水でCa拮抗薬を服用すると薬の効果が減弱するのではないかという疑問をもっている患者がいる。しかし、アルカリイオン水あるいはCa製剤を服用しても細胞外Ca濃度はほぼ一定に保たれており、また細胞内へのCa流入は細胞外Ca濃度のわずかな変動で変化することはなく、Ca拮抗薬の作用は影響されない。
一方、Caは小腸上皮細胞の能動輸送系により吸収されるが、この輸送系がCa拮抗薬によって抑制されることはない。すなわちCa拮抗薬とアルカリイオン水を同時に服用してもなんら問題はない。








