「かぜ」と「インフルエンザ」の違いは?

 「かぜ」と一般に言われていますが、かぜという病気は急性の呼吸器感染症で、喉や鼻などの上気道が冒されることから、一方では急性上気道炎とも言われています。原因の多くはウイルスによるものです。そのウイルスの中にインフルエンザウイルスがあるわけです。通常のかぜは鼻水、くしゃみ、咽頭痛、咳などの症状の他に発熱があります。しかし発熱があっても微熱ぐらいです。一般にかぜは自然と治りますし、そう重症感はありません。

 ところが「インフルエンザ」になると、突然の高熱による発症で咳や呼吸器症状の他、非常に身体がきつい全身倦怠感、またものが食べられないといった全身症状を伴います。普通のかぜとは重症感が違います。また、インフルエンザにかかると、子どもさんでは脳炎・脳症が起こったり、高齢者では容易に肺炎を合併したりしますので、他のかぜと違いインフルエンザは怖れられているわけです。

 色々な薬ができていますが、基本的にはワクチンによる予防が一番重要です。65歳以上は1回でよろしいですが、それ以下の方は原則的に2回接種が必要だと思います。また、毎年接種することも必要です。

 かぜとインフルエンザを区別する迅速診断キットがあります。まず内科、小児科医師の診断を受けてください。


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